街・福生 Hometown “Fussa City”
富士山と連なる山塊を望み、悠々と流れゆく多摩川
武蔵野台地と異国情緒漂う基地が共存する街「福生」
福生村の名主を代々つとめてきた田村酒造場は、今もなお福生の街をこよなく愛し、地域の伝統を守り、大切にしています。嘉泉が生まれた街、福生について簡単にご紹介いたします。
福生市は都心から西へ約40kmにある西多摩エリアの玄関口。多摩川に添って連なる河岸段丘の崖線(ハケ)から湧く地下水に恵まれた瑞々しい土地柄です。
日本伝統文化の粋である酒蔵と国際的な横田基地周辺の風景が特徴的な街です。
福生は「ふっさ」と読みますが、このユニークな地名の由来は諸説あり、定まっていません。読みが先に決まってから、福が生まれると漢字を当てたようですが、素敵な地名だと思いませんか。
ぜひ遊びにいらしてください。
福生市の主なスポット
玉川上水
多摩川の羽村取水堰から取水した上水です。江戸時代に玉川兄弟が完成させ、武蔵野台地の生活用水や農業用水として大きく貢献しました。
宮本橋のそば、田村分水口より田村酒造場内を流れる田村分水に分かれます。田村分水口付近の石垣は文化遺産に登録され、往時を慕ぶ日本情緒あふれる景色となっています。
多摩川
笠取山の水干(みずひ)を祖に奥多摩湖を経て流れる一級河川。田村酒造場近くの多摩川は、広々とした川原に野鳥や草花が暮らす自然豊かな風景です。鮎釣り解禁中は太公望が友釣りに励む姿が風物詩となっています。
当家より流れ出る田村分水は地域を潤しながら多摩川中央公園付近で多摩川に流れ込みます。
基地周辺
横田基地のゲートに面す国道16号沿いはアメリカ文化が香るお買物とグルメのスポット。
日本語と英語がミックスする街の風景は福生の一つの象徴となっており、散策をしていると目につく、在日米軍の関係者が居住したアメリカテイストなハウス住宅が、一層の異国情緒を漂わせています。